パスタを食べた事がありません

誤字脱字はわざとです

永遠に枯れない花

永遠に枯れない花。
それを作ろうとしたのは、7人の庭師。
その庭師達がつくり上げたもの。

それは姫に好かれるために、豪華な華ばかりを植えていく事。

1人目は匂いが残り続ける綺麗な華。

2人目は何かを語るような綺麗な華。

3人目はただただ見栄えだけ綺麗な華。

4人目は皆の記憶に残る綺麗な華。

5人目は感触が気持ちいい綺麗な華。

6人目は生き物を食べてしまう綺麗な華。

7人目は庭師に似た綺麗な華。
庭師は姫の気持ちを知っていた。姫が豪華な華には見向きもしない事を知っていた。
庭師自体が豪華な華ではなかったので、豪華な華を作る事は簡単に出来た。
姫はいつも豪華な華を眺めては退屈そうな顔をしていた。
そんな横顔を見て、胸を痛くなりながらも庭師はそんな横顔も好きだった。
それも姫だと知っていたから。

それでも姫は心から笑ってくれた。
姫がある日寝込んだ日、雑草が沢山生えていった。
雑草は永遠に枯れなかった。
それでも庭師は豪華な華を作り続けた。
雑草は枯れないまま。