数式の終わり

疑似的なニュートランス。

初めて行った映画あなたのバランスもとれていない照れ隠しの字幕つきの恋愛映画。

「好きです。あなたの事が大好きなんです。」

直球すぎて心傾いているいつものえぐい変わらない表情

えぐい反応でもあなたは頷いて今日を正直に結論を出した。

全てを分かっている鳴りやまないビートの音響に

「好きです、あなたの事が大好きなんです。」

そう言って乗せてくれた、あたしへの心の音響。

響いて鳴りやまない、守っていくこの合唱。

エンディングもおいしい場面もかっさらっていくあなたはあなたなの?

エンディングを教えてよ

あたしだけに答えを確認してみて

いつかくるエンディングは延期になったけれど、延期の先にはあなたには何が見えてる?

あなたの見る世界はきっと白黒の涙。

変らない表情が理数の解いていく悲しみに喝采を浴びるの。

大切にしたいから、エンディングはあなたの演説でしめたら

また続きがきて、外れたビートも答えはあなた自身が知ってるから

演技も正直もどちらも抱きしめたい。

大切にしたいがゆえ、ニュートランスの数式にずっと無表情のあなたに触れるのは指を絡めるだけでも答えが見えてくると思うの。

それは指の隙間を金色の心でで埋め尽くすかの様に。