凝縮

途端に視界に入り組んできたあなたに

一文字じゃ表せられないのでその他の表現法を探している

でも結局はその一文字にしか過ぎない

そんなの過ぎて行っていいし見送る事もしない

凝縮された中に想いが沢山出来て

”その凝縮された中”に沢山の以降に繋がる表現法が出来てくる

それを表したくて今日も前を向いて全てを練って言葉を探している

あたしは一文字で表されたらそれは怒るから沢山の言葉で表してほしいとか

あなたも一緒の想いなんじゃない

好きには理由はいるよ

分からないけど好きなんてそれだったら誰でもいいじゃん

誰でも良くないしあなただから手を伸ばし求めている

届く先は分解を絶対にしない決まった個体

歯止めが聞かなくなったダイアグラムを一緒に守っていこう

普遍に涙しながら

あなたはどういうしぐさで宥めてくれるかな

速度を計る音を確認するたびに合わせていく何かに戸惑ってしまう

あなたは歩く速さも一緒なのかな

いつも見ているのはこっちからみた世界地図のずっと左の方

あそこの空気とか温度とか正しい言葉とか考えている未来とか大好き

少しだけ寒さに凍えてしまったとしても居る人が温かいからそれで調和されていく

あなたとの気持が調和される時間帯に迎えに来てくれる?