時計が廻っていく

「待ち合わせは」

その先は言わないで


もしかしてあなたは不特定多数の人が行き交う場所を言うつもりなのかな

それでもいいけれど

何か物足りない


あたしとあなたの世界だけで

2人だけの場所でいいのに

大好きなあなた

それとも約束は果たされてからが約束なのかな


目的に躊躇して混合している脳内に

「もういいよ」

と言ってくれれば

まだ?」

と心の中で何度も自分を殺めないで良くなるのに


何か夏休みの研究みたいだね

何百回も来る夏休みの自由研究、賞を取っても賞を褒めてくれるんじゃなくて、自由研究をきちんとした事を褒めてくれるのかな

それともこの冷淡な地を走ってあなたの元に行って、足を温めてくれた事にあたしが褒めて毛幹も温めてくれますかね


意図に理由なんていらないなんて、やっぱりあなたに対しての呼びかけは理由が欲しいよ

知らない町に行って、この町の大木が大木になった理由聞かせて

起きるのを拒むほどの永遠のあなたの子守唄のように


終わりの先にまた終わりがあるのなら、終わりはずっと続いていく

終わりという言葉と意識に拐われたい

でも1人で終わりを迎えるのは涙してしまうから

また自害すれば寂しい始まりが

終わりがくる前に連れ去った自由を

あなたの服の襟に顔を埋めて

「終わりで待ち合わせしようか」

と言ってもいいのかな

意識が連れ去る前にまた2人で構築して行こう

もう充分な糧

会える日がくるのは、あなたの意識に乗っかったあたしの顔を埋めて泣いた夜

覚えているのは意向の趣旨の永遠に廻っている時計

やっと本当に動き出したんだね

でもいくらだって時計の時間は戻せたら早めたり出来るから

いつ待ち合わせてもあなたがいる

呆れて笑ってしまうよ

時計は何時で始まりと終わりの針の音を統一していこうか



14歳のカルテ

彷徨う足取りは覚束ないあなたを探すように

、限度の前で見つけてしまっても、またあなたを見つけるために、頭の地図に正を付け足して歩き続ける

歩く中で連想される物事はゴールのその先


あたしは辿り着いてしまった自分に14歳のカルテを完璧に仕上げてしまう

他の人の完璧の基準を超えてまた鮮明された迷路に挑むあたしに

「覚束ないあなたを含めてカルテにまた付け足しといて、地図を作成して行こうか」

と言うあなたは誰

「もうここで終わり?」

正直、終わりから始まりが見えてもあなたの言葉が終わりを促しているのか

終わりの先の世界を2人で付け足してまた2人で自答を笑いあえたらいいなぁと

効くお薬は所詮あなたが元気に生きているかの結果で、飲み続ける効かないお薬は誰かが盲目の恋をしていて、その盲目を蜘蛛の糸が拐っていく

空から垂らしている蜘蛛の糸を切らないように登っていっても

何処かで地図を見つけて意図に向かって歩く方が安全な気もするけれど

「あなたの事を大切にしたいから、心が慎重に蠢いてしまう」

の言葉ゆえ快楽を味わう言葉をあたしは付け足してしまった

カルテの内容はそればかりになっていき、歩き続ける事よりも、言葉を付け足してばかりでドクターストップがかかるけれど、ストップがかかったら、地下の鍵を探しに皆で言って大胆な行動を取ってカルテにまた付け足されて

処方箋はあなたとあたしに

地下から抜け駆けした

アンジェリーナの口付けした相手は今何処に

忘れられない相手の欲望

全てを振り切ってまた境界線を辿っていく

14歳のカルテには

賛美のレクイエム

メメントモリに捧げるずっと続く日曜日の夜の横顔

耳から離れない賛美の成長

いつもIQで測る知能の計算

いつも遠隔で近付いてくる面倒くさそうな気持ちを葬った、ポーユーアメリモの求めている永遠の賛美の確認

そんな確認するための具体性が単純でも可愛くて頷くあなたに、ここでずっと泣きたい時に側にいてくれなかった事を責め続けているけれど、結局はあなたの愛暖に触れて本当の涙を共有したい

無我に走らせる無の先のあなたを気づいたのは、きっとあたしとあなただけなんだって

誰にも渡したくない120の根拠

でもきっと脆いものならば、あたしは感情をまた葬るの

「ただいま」

って言える日はまた来るのかな。

自我の先

何階にいけば心に自信が持てる

知ってしまった

事前のヒント、あたしだけに唯一教えてくれた、本当の答え

知ってしまった

あたしは嬉しくて枕を抱き締めて涙を流したの

その涙は人と接するたびに悲しみに変わっていった

自我がある人を探すたびに歓喜の数式をあげていく

結論に結び付く本物を探すたびに一緒に行けるのかなと躊躇するけれど、解読は一定数の原理に基づいている

幸せって何?と先生にきかれて

「幸せと思った時が幸せなんじゃないですかね」

そこで永遠のエドガーとアランポーが二人しかいない一族も祈りを捧げてくれる

鏡に映してみれば結論的に

知ってしまった

あなたのする無表情は諦めているじゃなくて、模索しながら本物に解読を教えあって絶対的数式を割り出しているという事。

でも、もう自分の納得いく経過とその終盤を超越えした無に存在しているという事。

それは計算をしなくても自然と溢れ出す感情。

きっとあなたに触れれば、絶対的幸福理論に涙をしてその涙を受け止める自分とあなたががいるから

アインシュタイン

謙遜する本来の技術。

言った事の証明を意図も簡単にやってのせるのは、誰がしている?

それは何もかも事実を見てきて大気圏の中で真っ当な物差しを計ってきた過去の未来

一瞬が永遠に感じて、永遠が一瞬に感じて、この二つに誓いのエールを送って、明日また待ち合わせをするの

光がこの世を照らすなら、残酷なユダヤ人は何故止めなかった

アインンシュタインは初めて貰ったプレゼント、それはコンパス

それこそがアインシュタインの何処へ行くかの欲張り

日記に書き続ける少女の悲鳴

耳をふさいでも聞こえてくる悲しみ

歩き続けた少年は靴下をエーテルに託したの

アインシュタインと待ち合わせは何処でする?

コンパスを貰ったあの感動で止めて置いてあげて

でもノンストップで勉強を続けて勉強に生涯を費やしたの

脳は何処に行ったのか

エーテルで待ち合わせしようよ

あたしは大気圏にいるから

どっちに先に行ける

そうやって謙遜したって、あなたは勉強をずっとしていくのかな

待ち合せないケースの中

きっとあなたの脳のいきたい所は

濡れていく

君は気づかせてくれた。

明日の天気の都合とか、君の心身都合とか、好きなベンチの色とか。

雨の日になると君が泣いているんじゃないかって傘を持って探し回るけれど。

君は確かに中にいるんだけれど、傘に入ってくれても涙で濡れているの。

君は気づかせてくれた。

この世の恵みの仕組みは君に託されていると。

だから君と同じ地球にいて、好きなベンチに座り古代美術に祈りを捧げる。

傘が欲しいなんて、12本の傘を全部あなたにあげてもいいけれど、

最後の1本はあなたと入ってまたベンチを見つけよう。

乾いた心が濡れていく瞬間を手を握って同じ温度で感じていく。

案外湿って無くて、涙の色がベンチについていく。

ゴヤは帰って行った、ラファエイロはお家の中。

そんな事より君のあたしだけの誠実さにずっと同じ温度で溶けていきたい。

でも君が欲しいものは、一応人として扱われる正気と狂気の間。

迷走すればするほど、狂気が見えてベンチが他の色に染まっていく。

でもあたしの変わらない君の狂気を雨で濡れさせたくない。

君は抱きしめた瞬間すべての仕組みがまた清算されていく。

世界で1番、ずっと世界の温度に二人だけで。

 

数式の終わり

疑似的なニュートランス。

初めて行った映画あなたのバランスもとれていない照れ隠しの字幕つきの恋愛映画。

「好きです。あなたの事が大好きなんです。」

直球すぎて心傾いているいつものえぐい変わらない表情

えぐい反応でもあなたは頷いて今日を正直に結論を出した。

全てを分かっている鳴りやまないビートの音響に

「好きです、あなたの事が大好きなんです。」

そう言って乗せてくれた、あたしへの心の音響。

響いて鳴りやまない、守っていくこの合唱。

エンディングもおいしい場面もかっさらっていくあなたはあなたなの?

エンディングを教えてよ

あたしだけに答えを確認してみて

いつかくるエンディングは延期になったけれど、延期の先にはあなたには何が見えてる?

あなたの見る世界はきっと白黒の涙。

変らない表情が理数の解いていく悲しみに喝采を浴びるの。

大切にしたいから、エンディングはあなたの演説でしめたら

また続きがきて、外れたビートも答えはあなた自身が知ってるから

演技も正直もどちらも抱きしめたい。

大切にしたいがゆえ、ニュートランスの数式にずっと無表情のあなたに触れるのは指を絡めるだけでも答えが見えてくると思うの。

それは指の隙間を金色の心でで埋め尽くすかの様に。

交差点のあなた

無機質なものをどういう風に創りあげていったらあなたは認めてくれるの

飛び交う交差点であなたに話しかけても

「やっぱり答えは自分の糧の心の辞書で調べてみなよ」

振り返ると不特定多数の人の積み木に違和感を感じた

どこへ向かってどこに帰ろうとしていたり

先行く人はリスクを背負って行って、それに耐えられるのは今回とまたその続き

手に届かない程の無機質は自分の辞書にその原理を書き続けて

その人の答えはその人にしか無くて

今故までの環境と生きてきた過程

それが全部同じ状態な人なんていないから

答えに夢中になっている間は存在している誰かのように

交差点で通り過ぎる人に問いかける

「糧はあなたにとって誰のために創り上げている?」

それがあたしだとあたしが嬉しいという正直なエゴが発生するけれど

きっと無機質は分かっている

皆は皆のための環境があってその環境に柔軟したいのかなと

あたしはまた一人宇宙空間のひずみを利用して瞬時に目的地に達す、あなたと辞書を抱き締めるの

それはまだ一本道に向かってリリー・シュシュを咎めるように