2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧
あなたの言葉が喉を通る瞬間、全く飲みこめなかった事態を悔しく思った。 飲みこむのはいつもその場の旋律。 戸惑いを見せるあたしの形態にいつも正しい言葉をくれたのはあの人だけ。 正気の言葉はあたしの胸に痛感して現実から遠ざけていく。 寂しいなんて…
あなただけに想いを飛ばしたいのに 空を見上げても全然届いていないロケット花火 それならベランダで良い道筋を確認している少年に身を委ねたくなる そうじゃなくてロケット花火を買う事から始めてないから届かないの 忘れすぎて混合してしまった泥水にまた…
宝物を探すためにリスクを背負ってまでも砂場で汚れていく人を、放課後の教室から眺めていた 教室は誰もいないため静寂さが耳にまとわりついて妙な感じがするのでイヤホンで耳を埋めていた 心の隙間はあなたにしか埋められないと分かっていた 急に重低音の気…
「後2分だけ許して」 黙ってうなずいた去年の今日。 西洋美術に関しては100点を取ってしまった。 振り返るフォルダの音源が無かったかのように掻き消していく 上書きするのは、あの日好きだった人 でも消えない刻な現実はそこに存在するまま ずっと想い続け…
終わらない日曜日の昼間に目が覚めてしまった 君たちは刻な迷いから覚めないまま 理想郷までの道のりの途中で誰かの手に触れる 触れられた瞬間我に返ったの 起きても誰もいない部屋の片隅で あなたがくるのをひたすら待った 待つのは悲しい 待つって感情を誰…
エレクトーンの響き、嫌いじゃないむしろ大好き あなたの泣きさげぶ音響の響き いつも傍にいてあげたかった リズムが包み込んでくれるオブラート もっとぐいぐいきていいんだよ 肩書きなんて、そこで好きになられたって 音符を駆使している通りすがりのある…