はみかみ

気持ちを分かった風にしないでよ
あたしの気持ちを知ったかのように
そんな仕草されても困る
恥ずかしがる仕草が愛しい
あたしの事好きなの?って場を再度、設けられる

あたしなんか放って置いてよ
嘘、やっぱり気にして欲しい
誰かに認められていないと自分を保てないから
あなただってそうでしょ?
自分よりも他人に認められてから成功したんだなぁと気付く
自分で自分を認めるなんて自己満に過ぎない
自分だけを認めると間違った箇所が分からなくなってしまう
だから、また誰かを認めてあげよう
そうしたら誰かも正直になれる
隣人愛なんて
自分を大切にしてくれる人だけに真っ当になれば良い
はみかみながら、うなずくあなたにあたしが触れるの

「誰?」
その人誰?
いつから居た?
急に出てきたそいつ誰?
今までそんな人いたっけ?
誰?
フェイクは自動的にいなくなる
でも、ずっと存在し続ける人
急に出てくる人達に戸惑うあなた
教えてあげるなら面白い人に気持ちが傾くよ

そんな優しくされたら困った顔になるから
困った顔と言うより気持ちを胸に感じている顔
優しくされると涙が出るじゃない
涙が出るじゃない
泣かせるなんて可哀想だから言い訳ぐらい考えといてよね
あたしを好きな言い訳ぐらい
名前変えたら気付いて指摘するなんて大人わざじゃん
名前は本当はずっと変えてないよ
だってあなたが見つけやすくするため

電車に乗ってジャンプしても電車は走っているのに後ろに行かないでその場にあり続ける理由を説明出来る?
置いていかれる事は無いから
あたしは世の中で立ち止まり続けるけれど

あたしの気持ちを悟らないで
知らないくせに
仲間に入れてくれないなんて、そりゃすねるよ
何度も言う
「あなたが好きだけれど」
ソロのあたしでも賢いでしょ?

「あたしの事好き?」
ってまた聞きたい
返答ぐらいしてよね
沈黙になるのは何でだよ
そして、好きって言ってくれても、何回も聞くからね