警察と自衛隊へ。

交渉してくれた。
成立なんて戯言。
もっと値段上げても良いの。
側で眠ってよ。
交番でもいいから。

トランシーバーから聞こえた。
「危ないものを持たないように」
「身体に傷を付けないように」
目の前で言ってくれた。
「交番にいつでも来れるよね」
「交番なら安全だよ」

好きになるじゃん。
子供だからって舐めないでよ。
年上じゃ駄目ですか。
警察の電話番号、誰にも教えたくないよ。
あたしだけしか知らないように。
ワガママだね。反省中。
安全を維持しないとね。

警察と自衛隊は髪を伸ばしていいんじゃない。
髪を伸ばすのは違反じゃないよ。
あたしがその髪に触れるの。

警察と自衛隊は国を守る事に必死だ。
皆がご飯食べている時も。
皆が落ち込んでいる時も。
本気で国を警護する事に専念している。
物理的に国を警防しようと行動に移している。
敬礼、かっこよくて仕方ない。
違反にならない程度に抱きつきたい。


知らない世界を教えてあげたい。
あたしの方が警察と自衛隊より、気持ち良い事を知っている。
あたし好みに出来るかなぁ。
規則はあたしだから。