そういう事じゃない

幼い頃に見た公園が見当たらない

とても長い滑り台

ずっと続く滑り台

着地点はいつも曖昧に収まっている

手には電子回路が、何故


テーブルの傷が消えていた

新しい傷には星座の様な跡が刻まれていた

星より綺麗な物を探している

分かったのは、それは沢山存在するという事


段階を乗り越えた先はより鮮明に見える画面

乗り越えた種類にもよるけれど

見える所在はフラッシュバックさえも忘れるあなたの存在

正直驚いている


表で何食わぬ顔や様子をずっとしていて、いつも笑顔を与えている人は、裏で相当泣いていたり、泣いてきたのを自覚して欲しい

平気な様に振舞っていただけ

泣き顔を簡単に見せない人達は、いつも沢山の想いをこらえて頑張って、今の全てを手にしたと言う事を

もう休んでいいのに


何処か分からない?

本当に皆も?になっていると

暗黙の了解だったのか

分からないまま秋を迎えると

あいつだったなんて

そんなの存在しないから