地の果てまで追っていく

本当は裏面の感情を見せたくない
だって裏側を出すと暗い気持ちに飲み込まれていって後戻り出来なくなるし
そうなってもあなたは手を離さないでいてくれるの?
用意とか準備とかあなたにはとても大切な事なんだよね
分かっている
いつかネガティブな気持ちに飲み込まれて取り返しのつかない波に溺れていく事を
その時は止めないから
その時は止めないから
だけれど地の果てまで追っていくんだ
あなたを地の果てで何度も抱きかかえて見せる
何度もだ
あなたを取り巻く環境が不自然であろうとあなたにそれを気付かせないためにも秘密を守り抜いて見せるんだ
僕の秘密等言えない
あなたの取り巻く環境なんて
あなたに毛嫌いされてみたい
毛嫌いしてきた眼差しであなたは僕を見つめるなんてご褒美でもあるんだ
でも直ぐに抱きかかえて「やっぱり大好きだ」って言うし思わせるし
僕とあなたの関係は良好を保たせるのがあなたの精神上いいんだ
スパルタな日常だね
過酷な毎日を送っていて正直あなたを手助けしてあげたいし、僕もいっぱいいっぱいになる時があったり
そこを理解し合っていられたらもっと良好な関係になると思うんだ
「そこら辺でやめとけよ。こういう強い感情はそんなに良くないんじゃ」
僕と僕が混合してしまう
血液にまた血液を足すように
「僕と僕はコントロールし合う関係でもあるだろう。あなたの感情の調整に上手く付き合ってあげないと。」
ふと目覚めたら朝方だった。
まだ眠られる。
僕は正直現状に満足していない。
あなたは感情の整理が出来ないタイプだ。
そういうのを僕が冷静に真面目になって分析出来るけれど、僕が分析してアドバイスした所であなたは聞かないだろう。
僕の言う事を聞かない所も好きなんだ。
完全にスマートとあなたのペースに飲まれている。
どっちも僕は愛しくて想うと胸が熱くなってくるんだ。
最初はスマートの事が嫌いだったけれど、あなたをコントロール出来るのはスマートな気がしてきたんだ。
そこで助かった箇所もあるから認めてきたのもあるんだ。
スマートには感謝しているよ。
でもいつかは僕が全部を持っていくよ。