命の判断。


10分だけ側にいて。
駄目だった。
顔が真っ赤になっているのが、ばれたくない。
本当は銃を見ている。
声が震えているね。
規則性を確認出来ないね。
それを床に置いて。

消えていくもの。
それは失われていく。
ずっとあり続けるものなんて戯言。
側に何でそれが。
一瞬の命の判断。
そこから逃げないと。
そこから逃げて。
時を止めるから。
あたしが時空の判断を伝えられて。
ごまかしている。
感情論も規則論も言えない。
それぞれの命。
あなたの命が一瞬で砕ける時。
僕はあなたを離さない。